HareQ
クイズ読了目安 約13分

結婚式クイズの作り方完全ガイド|問題作成から当日進行まで

HareQ編集部

結婚式クイズは、「形式を決める → 問題を作る → 出題順と時間を決める → 進行役を決めて通しで試す」の順に準備すると迷いません。先に決めるのは問題の中身ではなく、ゲスト全員に答えてもらうのか、代表者だけが答えるのかという形式です。形式が決まれば、必要な機材と問題数、準備にかかる時間が見えてきます。

このガイドでは、披露宴と二次会のどちらでも使える準備の手順を、最初から当日まで通して説明します。

結婚式クイズの主なタイプ

新郎新婦クイズ・早押し・どっちでしょう・写真クイズの4タイプを並べたフラットレイ

結婚式クイズは、出題の中身で分けると次の4タイプになります。どのタイプも「新郎新婦にまつわる問題」が中心で、違うのは見せ方と答え方です。

タイプ例向く場面
新郎新婦クイズ初デートの場所はどこ?披露宴の中座中、二次会のどちらでも
早押し・スマホ参加型4択をスマホで回答し、早い正解ほど高得点二次会、人数が多いとき
どっちでしょうクイズ料理が得意なのは新郎?新婦?スクリーンがある会場
写真・動画クイズ幼少期の写真はどちら?少人数から中規模

迷ったら、「全員に答えてもらうか、見て楽しんでもらうか」を先に決めてください。全員に答えてもらうなら回答の集め方が、見て楽しんでもらうなら写真やスライドの出来が準備の中心になります。

二択で作る場合の出題例は「結婚式の『どっちでしょうクイズ』アイデア」にまとめています。

回答の集め方を決める|紙・挙手・スライド・スマホの違い

結婚式クイズの回答の集め方4つ。挙手・○×札、紙の回答用紙、自作スライド、スマホ参加型の特徴を並べた図

回答の集め方は、紙に書く、挙手や札で答える、自作スライドで出題する、スマホで答える、の4つが代表的です。必要な道具が少ないのは挙手と紙ですが、人数が増えるほど集計と確認に時間がかかります。

方法準備するもの向く人数困りやすい点
挙手・○×札札(なくても可)、マイク少人数〜中規模誰が正解したか数えにくく、順位を付けにくい
紙の回答用紙用紙、ペン、回収係テーブル対抗なら中規模まで採点と集計の間、進行が止まる
自作スライドパソコン、プロジェクター、スライド人数を問わない作成に時間がかかり、回答は別の方法で集める必要がある
スマホ参加型ゲストのスマホ、会場の通信環境人数が多いほど効果が出る通信環境の確認と、参加方法の案内が必要

挙手や紙のクイズは、道具をそろえやすく、通信環境にも左右されません。一方で、後ろの席のゲストが問題を読めない、集計に数分かかって間が空く、といったことが起きやすくなります。30人を超えるあたりから、テーブル対抗にするか、集計を自動にする方法を検討するとよいでしょう。

スマホ参加型を選ぶときの見極め方は「結婚式クイズアプリの選び方」で、QRコードで参加する仕組みは「アプリDL不要の結婚式ゲームとは」で説明しています。

問題を作るときの基本ルール

チェックリスト・鉛筆・フィルターアイコンで問題作成ルールを示すフラットレイ

問題づくりで守ることは4つです。どれも、当日に進行が止まる原因を先に取り除くためのものです。

  1. 正解が1つに決まる問題にする。 「どちらも正解」になりうる問題は、正解発表で説明が長くなります。
  2. 問題文は一文か二文にする。 司会が読み上げて10秒ほどで終わる長さが目安です。
  3. 難易度を混ぜる。 序盤は多くの人が答えられる問題、中盤に1問だけ難しい問題、最後はまた答えやすい問題にします。
  4. 答えた人やネタにされた人が嫌な思いをしない話題にする。 収入、過去の恋愛、宗教、政治、容姿は避けます。

4択にする場合は、不正解の選択肢にも「ありそう」と思える答えを入れてください。正解だけが目立つ選択肢だと全員が正解し、順位に差がつきません。逆に、1つだけ明らかに冗談の選択肢を混ぜると、正解発表の前に笑いが起きます。

問題文のストックは「新郎新婦クイズの問題例30選」と「結婚式クイズの面白い問題例」にあります。

そのまま使える問題の型(4択)

4択問題の型。問題文、選択肢4つ、正解の3点をそろえて作る

4択の問題は、「問題文」「選択肢4つ」「正解」の3点をそろえて作ります。次の型は、〇〇の部分を二人の答えに入れ替えるだけで使えます。

話題問題文選択肢の作り方
出会い二人が初めて会った場所はどこでしょう?正解の場所 + 二人にゆかりのある場所を3つ
初デート初デートで行ったのはどこでしょう?正解 + 定番のデート先を3つ
プロポーズプロポーズの場所はどこでしょう?正解 + 二人が旅行した場所を3つ
生活朝、先に起きるのはどちらでしょう?新郎 / 新婦 / 同時 / 日による(正解は二人で決める)
好きなもの新婦が一番好きな食べ物はどれでしょう?正解 + 新郎が好きな食べ物を混ぜる
数字二人が付き合ってから今日で何年目でしょう?正解の前後の数字を3つ

出会いや初デートの問題は、友人なら答えられる人が多いので序盤に向いています。数字を当てる問題は差がつきやすいため、中盤から後半に置くと順位が動きます。

新郎側・新婦側に分けて出題する構成は「新郎クイズ・新婦クイズのテンプレ」を参考にしてください。

新郎新婦クイズを成立させるコツ

結婚指輪と回答管理シートで新郎新婦クイズの準備を示すフラットレイ

新郎新婦クイズで最も大事なのは、二人に事前に答えを確認し、正解を確定させておくことです。当日その場で「どっちだっけ」となると進行が止まり、ゲストの得点にも影響します。

幹事や余興担当が問題を作る場合は、表計算ソフトなどに「問題文 / 選択肢 / 正解 / 二人の確認が済んだか」を並べて管理すると、確認漏れを防げます。出してほしくない話題がないかも、このときに二人へ聞いておきます。

話題は次の3種類を混ぜると、新郎側のゲストにも新婦側のゲストにも答えられる問題ができます。

  • 生活や趣味(休日の過ごし方、料理、旅行)
  • 二人の関係(出会い、初デート、プロポーズ)
  • ゲストと共有できる思い出(学生時代、職場でのできごと)

問題数と時間配分の目安

約30分のクイズコーナーの時間配分。参加の案内5分、練習問題2分、本番20分、結果発表5分

クイズコーナー全体は、20〜30分に収めるのが扱いやすい長さです。HareQ編集部では、スマホ参加型の4択クイズを約30分で行う場合、次の配分を目安にしています。

区切り時間の目安内容
参加の案内約5分ルール説明、QRコードの読み取り、ニックネーム入力
練習問題約2分得点に入れない1問で、操作を全員に試してもらう
本番約20分1問あたり約2分で10問前後
結果発表約5分順位の発表と景品の受け渡し

1問あたりの約2分には、問題の読み上げ、回答時間(10〜15秒)、集計の表示、正解発表、司会のひとことが入ります。2〜3問ごとに正解したゲストへ短くインタビューすると、答えを当てるだけの時間が続かず、会場に変化が出ます。

紙や挙手で行う場合は、集計の時間が加わります。同じ30分なら問題数を5〜7問に減らすか、テーブル対抗にして採点を早くしてください。

問題数は、用意した数をすべて出す必要はありません。予備を2〜3問用意しておき、時間を見ながら司会が調整すると、押したときにも慌てずに済みます。

早押し・スマホ参加型にするとき

スマホとQRコードとブザーボタンで早押し参加型を示すフラットレイ

スマホ参加型のクイズは、ゲストがQRコードを読み取ってブラウザから参加する形式だと、アプリのインストールが要らず、案内が短く済みます。当日の流れは次のとおりです。

  1. 司会が参加方法を案内し、スクリーンにQRコードを映す
  2. ゲストがQRコードを読み取り、ニックネームを入力する
  3. 練習問題を1問出して、全員が回答できるか確かめる
  4. 本番の問題を続けて出す
  5. 結果を発表し、景品を渡す

早押し形式では、正解の早さで得点が変わります。そのため、問題文を読み上げ終えてから回答を受け付けるようにし、読むのが早い人だけが有利にならないようにします。

終盤の盛り上がりを作る方法として、最後の数問で順位と得点を伏せるやり方があります。途中経過が見えなくなるので、最後の発表まで誰が1位か分かりません。発表は5位から1位の順に進めると、会場の注目が最後まで続きます。

準備物と進め方の詳細は「早押しクイズを結婚式でやる方法」、実際の構成パターンは「早押しクイズで盛り上がった結婚式の事例」にまとめています。

当日進行のテンプレート

クリップボード・時計・マイクで進行台本を示すフラットレイ

当日は、司会と機材の操作を別の人が担当すると進行が安定します。司会は会場を見て話すことに集中し、操作担当はスクリーンやパソコンの切り替えに集中できるからです。

進行の流れは次のとおりです。

  1. 開始3分前: スクリーンにタイトルやQRコードを映し、BGMの音量を下げる
  2. 開始: 司会がルールを30秒ほどで説明し、すぐ練習問題に入る
  3. 各問題: 問題を読み上げる → 回答の合図 → 集計を見せる → 正解発表 → ひとこと
  4. 残り2問: 「ここからは順位を伏せます」と伝える
  5. 終了: 順位を発表し、新郎新婦からひとこともらって締める

ルール説明は、次のように短くまとめられます。

これから新郎新婦にまつわるクイズを行います。問題が出たら、合図のあとに4つの選択肢から1つ選んでください。早く正解するほど高得点です。上位の方には景品をご用意しています。

台本は、司会が読み上げる文と、操作担当や音響担当への指示を分けて書くと読み間違いが減ります。読み上げ用の文例は「結婚式クイズの司会進行台本テンプレ」にあります。

当日に起きやすいトラブルと事前の対策

結婚式クイズで当日に起きやすいトラブル。通信、見え方、時間の3つと事前の対策

当日のトラブルは、通信、見え方、時間の3つに集中します。どれも前日までの確認で防げるものです。

起きやすいこと事前の対策
スクリーンの文字が後ろの席から読めない会場で実際に投影し、一番後ろの席から読めるか確かめる
ゲストのスマホがつながらない会場の電波状況とWi-Fiの有無を会場に確認する
遅れて来たゲストが参加できない途中から参加できるか、参加方法をどこに掲示するかを決めておく
時間が押して最後まで出題できない削る問題をあらかじめ決め、予備の問題は後半に置く
正解をめぐって進行が止まる全問の正解を二人に確認し、司会の台本にも正解を書いておく

通しのリハーサルが難しい場合でも、問題を声に出して読んで時間を計ること、スクリーンに最初の1枚と最後の1枚を映して確かめること、の2つは行ってください。HareQ編集部では、本番の1週間ほど前に、問題の入力から投影、回答までを一度通して試すことを勧めています。

機材の確認項目は「二次会の機材準備チェックリスト」を使ってください。

アプリ・ツールを選ぶとき

チェックリストと比較表と虫眼鏡でアプリ選定軸を示すフラットレイ

クイズ用のアプリやツールは、ゲストの人数、スクリーンの有無、準備にかけられる時間の3つで選びます。確認しておきたいのは次の点です。

  • ゲストがアプリをインストールせずに参加できるか
  • 参加できる人数の上限は何人か
  • スクリーンとゲストのスマホの両方に問題が表示されるか
  • 集計とランキングが自動で出るか
  • 料金は月額か買い切りか、無料で試せる範囲はどこまでか

軸ごとの詳しい見方は「結婚式クイズアプリの選び方|失敗しない7つのチェックポイント」で説明しています。

景品と余興全体とのつなぎ方

クイズとゲームをつなぐ鎖モチーフで連携を示すフラットレイ

景品を渡す人数は、上位3〜5名を目安に決めます。順位の発表をすべて終えてから景品を渡すようにすると、発表の流れが途切れません。選び方は「二次会クイズの景品アイデア」にまとめています。

クイズは、食事が落ち着いた中盤に置くと参加しやすくなります。乾杯の直後は席を立つ人や写真を撮る人が多く、参加の案内が届きにくいためです。二次会全体の中での置き方は「結婚式二次会の余興完全ガイド」、二次会に絞った手順は「二次会クイズの作り方」をご覧ください。

まとめ

  • 最初に「全員に答えてもらうか、見て楽しんでもらうか」を決める
  • 回答の集め方は、人数と会場の設備で選ぶ。30人を超えるなら集計の方法を先に考える
  • 問題は、正解が1つ、短い問題文、難易度を混ぜる、嫌な思いをする人がいない話題、の4つを守る
  • 全問の正解を、事前に新郎新婦へ確認する
  • クイズコーナーは20〜30分。スマホ参加型なら10問前後が目安
  • 司会と操作は別の人が担当し、1週間ほど前に通しで試す

よくある質問

結婚式クイズは何問くらい用意すればよいですか?

20〜30分のコーナーなら、スマホ参加型で10問前後、紙や挙手なら5〜7問が目安です。時間の調整用に、予備の問題を2〜3問用意しておくと安心です。

クイズは披露宴と二次会のどちらに向いていますか?

どちらでも行えます。披露宴に合うのは、新郎新婦の中座中に写真や二択で見せる形式です。二次会では、全員がスマホで答える早押し形式のように、ゲストが動く形式を選びやすくなります。

プロジェクターがない会場でもクイズはできますか?

できます。挙手や紙のクイズにスクリーンは要りません。スマホ参加型でも、ゲストのスマホに問題と選択肢が表示されるものなら、スクリーンがなくても進められます。

問題は誰が作るのがよいですか?

幹事や余興担当が問題文を作り、新郎新婦が正解を確認する分担が進めやすい方法です。二人だけで作ると当日の楽しみが減り、幹事だけで作ると正解を確かめられません。

HareQを使う場合

HareQは、問題を入力するだけで会場スクリーンへの表示・集計・ランキングまで進められる早押しクイズアプリです。問題は4択で、ゲストはQRコードを読み取るだけで参加できます。プロジェクターがない会場でも、ゲストのスマホに問題・選択肢・結果が表示されます。

準備の目安は、登録が約1分、問題の設定が30〜60分です。最後の数問で順位を伏せる設定や、5位から1位の順に発表する画面も用意しています。

HareQでできるのは早押しクイズです。ビンゴや抽選、会費の集金、BGMの再生には対応していません。クイズが始まったあとの途中参加にも対応していないため、出題を始める前に全員が参加できたかを確かめてください。会場のネットワークが必要で、参加できる人数はプランごとに上限があります(無料プランは10名、スタンダードは50名、プレミアムは200名。2026年10月時点)。

10名まではクレジットカードなしで無料で試せます。操作の流れは操作マニュアルで確認できます。

HareQを無料で試す

執筆
HareQ編集部

結婚式・二次会の盛り上げを支援するリアルタイム参加型クイズアプリ「HareQ」を運営。式場や幹事のリアルから集めた知見を発信しています。

関連記事

カテゴリー: クイズ