新郎新婦クイズは、問題の型(テンプレート)を先に決め、〇〇の部分をふたりの話に入れ替えると短い時間で作れます。この記事のテンプレートは、新郎編、新婦編、ふたり編の3パートに3つずつ、合わせて9型です。どの型も「問題文・4つの選択肢・正解」の形で書いています。
問題そのものを数多く見たい場合は「新郎新婦クイズの問題例30選」を使ってください。この記事では、型の使い方、選択肢の作り方、避けたほうがよい題材を説明します。
新郎新婦クイズのテンプレートは「問題文・4つの選択肢・正解」で1組
新郎新婦クイズのテンプレートとは、問題文の一部を空欄にしておき、ふたりの情報を入れると問題が完成する型のことです。4択で出す場合は、問題文、4つの選択肢、正解の3つをそろえて1組になります。
問題文だけを先に集めると、選択肢を考える段階で手が止まります。「正解のほかに、もっともらしい答えを3つ作れるか」は、題材によって大きく違うためです。最初から選択肢まで含めた型で考えると、作りにくい題材を早めに外せます。
10問前後のクイズを作るときは、次の配分が目安です。新郎の問題と新婦の問題は同じ数にしてください。数が偏ると、片方のゲストだけが答えやすいクイズになります。
| パート | 問題数の目安 | 答えやすいゲスト |
|---|---|---|
| 新郎編 | 3問 | 新郎の友人、同僚、親族 |
| 新婦編 | 3問 | 新婦の友人、同僚、親族 |
| ふたり編 | 3〜4問 | どちらのゲストも同じ条件 |
新郎編のテンプレート3型
新郎編は、子どもの頃、数字、ふだんの習慣の3つの型で作れます。〇〇には名前、△△には題材を入れてください。記入例の選択肢と正解は見本なので、本人の答えに合わせて書き換えます。
型1. 子どもの頃の夢
- 問題文: 新郎〇〇さんが、子どもの頃になりたかった職業は?
- 選択肢の記入例: A. サッカー選手 / B. 電車の運転士 / C. 料理人 / D. 宇宙飛行士
- 正解の記入例: B
- 作り方: 残りの3つには、同じ年頃の子どもが挙げそうな職業を並べます。今の仕事に近い職業を1つ混ぜると、ゲストが迷います。
型2. 数字を当てる
- 問題文: 新郎〇〇さんが△△(趣味や習いごと)を続けている年数は?
- 選択肢の記入例: A. 3年 / B. 6年 / C. 9年 / D. 12年
- 正解の記入例: C
- 作り方: 数字は同じ間隔で並べ、正解をいちばん小さい数やいちばん大きい数に固定しないようにします。
型3. ふだんの習慣
- 問題文: 新郎〇〇さんが、休日の朝に最初にすることは?
- 選択肢の記入例: A. コーヒーをいれる / B. 二度寝する / C. 洗濯機を回す / D. 筋トレをする
- 正解の記入例: A
- 作り方: 4つとも「本人がやっていそうなこと」でそろえます。新婦に候補を挙げてもらうと、紛らわしい選択肢が集まります。
新婦編のテンプレート3型
新婦編は、好きなもの、学生時代、もしもの3つの型で作れます。新郎編と新婦編の6つの型は、名前を入れ替えればどちらにも使えます。
型4. 好きなもの
- 問題文: 新婦〇〇さんが、いちばん好きな△△(おにぎりの具、季節、麺類など)は?
- 選択肢の記入例: A. 鮭 / B. 梅 / C. ツナマヨ / D. 昆布
- 正解の記入例: C
- 作り方: 選択肢が4つ以上すぐに思い浮かぶ、範囲の狭い題材を選びます。「好きな食べ物」のように広い題材は、選択肢がばらばらになります。
型5. 学生時代
- 問題文: 新婦〇〇さんが、△△(中学、高校、大学)のときに入っていた部活は?
- 選択肢の記入例: A. 吹奏楽部 / B. バスケットボール部 / C. 美術部 / D. 帰宅部
- 正解の記入例: A
- 作り方: 当時を知る友人には易しく、ほかのゲストには難しい型です。10問のうち1〜2問にとどめてください。
型6. もしも
- 問題文: 新婦〇〇さんが、1週間の休みをもらったら行きたい場所は?
- 選択肢の記入例: A. 温泉 / B. 南の島 / C. ヨーロッパの街 / D. 家でゆっくり
- 正解の記入例: D
- 作り方: 本人に事前に聞いた答えを正解にします。付き合いの長さに関係なく想像で答えられるので、序盤に向いています。
ふたり編のテンプレート3型
ふたり編は、どっち、初めて、相手の答えを当てる、の3つの型で作れます。新郎側と新婦側のゲストが同じ条件で答えられるので、クイズの最初と最後に置くと進めやすくなります。
型7. どっち
- 問題文: △△(先に寝る、道に迷いやすい、写真をよく撮る など)のはどっち?
- 選択肢の記入例: A. 新郎 / B. 新婦 / C. ふたりとも / D. どちらでもない
- 正解の記入例: B
- 作り方: 選択肢は毎回この4つで固定できます。2択のクイズを4択にするときにも使える型です。題材の探し方は「結婚式のどっちでしょうクイズ問題例20問」にまとめています。
型8. 初めて
- 問題文: ふたりが初めて一緒に△△(出かけた場所、見た映画のジャンル、旅行した地方)は?
- 選択肢の記入例: A. 水族館 / B. 映画館 / C. 動物園 / D. カフェ
- 正解の記入例: A
- 作り方: 残りの3つは、ふたりが実際に行ったことのある場所から選びます。ゲストが「どれもありそう」と迷う組み合わせになります。
型9. 相手の答えを当てる
- 問題文: 新婦が答えた「新郎の好きなところ」は、次のうちどれ?
- 選択肢の記入例: A. よく笑うところ / B. 話を最後まで聞くところ / C. 料理がていねいなところ / D. 朝に強いところ
- 正解の記入例: B
- 作り方: 選択肢を4つともほめ言葉にします。どれが正解でも新郎が嫌な思いをしないので、最後の1問に向いています。新郎と新婦を入れ替えた問題も作れます。
4択の選択肢の作り方

4択の選択肢は、正解1つと紛らわしい選択肢2つを先に決め、4つ目を紛らわしい選択肢かネタ選択肢のどちらかにします。ネタ選択肢とは、正解ではないと全員が分かる、笑いのための選択肢のことです。
| 選択肢 | 数 | 作り方 |
|---|---|---|
| 正解 | 1つ | 本人に確かめた答えを、短い言葉で書く |
| 紛らわしい選択肢 | 2〜3つ | 本人の2番目の答えや、実際にあった別の出来事から選ぶ |
| ネタ選択肢 | 0〜1つ | 明らかに違うと分かり、本人が笑える内容にする |
ネタ選択肢は1問に1つまでにしてください。2つ以上入れると実質2択になり、問題が易しくなりすぎます。入れる問題は、10問のうち2〜3問が目安です。
選択肢を書くときは、次の4点を確かめます。
- 4つの選択肢の長さと書き方をそろえる。正解だけが長い、または詳しいと、ゲストに見抜かれます。
- 1つの選択肢は15文字以内を目安にする。ゲストは4つを読んでから答えるので、長いと読み終える前に時間が過ぎます。
- 正解の位置をAからDに散らす。10問を並べて、同じ記号が3問続いていないかを見ます。
- 「ほぼ毎日」「ときどき」のような、境目があいまいな言葉を避ける。正解発表で異論が出ます。
避けたほうがよい題材と言い換え方
新郎新婦クイズで避けたほうがよい題材は、過去の恋愛、見た目、内輪すぎる話の3つです。本人が気にしていなくても、親族や職場のゲストが反応に困ることがあります。
| 避ける題材 | 避ける理由 | 言い換えの例 |
|---|---|---|
| 過去の恋愛(元の交際相手、交際人数) | 相手やその家族が嫌な思いをする | ふたりが初めて一緒に出かけた場所は? |
| 見た目(体重、身長の差、髪、年齢) | からかいに聞こえる | 新婦が答えた「新郎の好きなところ」は? |
| 内輪すぎる話(仲間うちのあだ名、飲み会の失敗) | 知らないゲストが答えられない | 子どもの頃になりたかった職業は? |
お金(年収、指輪の値段)、ふたりのけんかの原因、家族の事情も同じ理由で外してください。迷ったときは、「ふたりの親が聞いて笑えるか」を基準にすると判断できます。
型から問題を仕上げる手順

型から問題を仕上げる手順は、次の4つです。
- 型を選ぶ。9つの型から、新郎編と新婦編が同じ数になるように選びます。
- 本人に答えを聞く。正解と一緒に、迷った2番目の答えも聞きます。
- 選択肢を3つ足す。2番目の答えを紛らわしい選択肢に使います。
- ふたりに確認する。正解が合っているか、出されたくない問題がないかを見てもらいます。
幹事や余興の担当が作る場合、手順2では次の文面をそのまま使えます。
クイズの問題を作っています。次の質問に、それぞれ「答え」と「迷った2番目の答え」を教えてください。出してほしくない話題があれば、あわせて教えてください。
- 子どもの頃になりたかった職業
- 休日の朝に最初にすること
- 相手の好きなところ
2番目の答えを聞いておくと、紛らわしい選択肢を考える手間が減ります。記憶に頼る題材(初めて出かけた場所、続けている年数など)は、新郎と新婦で答えが食い違うことがあるので、手順4で必ず2人に見てもらってください。クイズ全体の組み立ては「結婚式クイズの作り方完全ガイド」、当日に読み上げる言葉は「結婚式クイズの司会進行台本テンプレ」で説明しています。
紙や挙手で出す場合の使い方と限界
9つの型は、紙、挙手、自作のスライドでもそのまま使えます。4択を挙手で数えると1問ごとに時間がかかるので、ゲストに配った解答用紙にAからDの記号を書いてもらうか、AからDの札を上げてもらう方法が向いています。
紙や挙手には限界もあります。解答用紙は集めて採点する人と時間が必要で、札は同点が多くなり順位を決めにくくなります。誰が早く答えたかも判定できません。採点の担当を司会とは別に決め、同点のときの決め方を先に用意してください。
まとめ
- 新郎新婦クイズのテンプレートは「問題文・4つの選択肢・正解」を1組にして作る
- 型は新郎編3つ、新婦編3つ、ふたり編3つの9型。新郎と新婦の問題は同じ数にする
- 選択肢は正解1つと紛らわしい選択肢2つを先に決め、ネタ選択肢は1問に1つまでにする
- 過去の恋愛、見た目、内輪すぎる話は避け、ふたりの親が聞いて笑えるかで判断する
- 本人には答えと2番目の答えを聞き、仕上げた問題はふたりに確認してもらう
よくある質問
新郎新婦クイズは何問作ればよいですか?
10問前後が目安です。使える時間が短い場合は、新郎編、新婦編、ふたり編から2問ずつ選んで6問にします。予備の問題を2〜3問作っておくと、当日に時間が余ったときや、ふたりから外してほしいと言われたときに差し替えられます。
4択ではなく2択にしてもよいですか?
2択でも出せます。ただし2択は当てずっぽうでも半分が正解するので、得点に差がつきにくくなります。順位を決めて景品を渡す場合は、「ふたりとも」「どちらでもない」を足して4択にしてください。
新郎新婦が自分たちで問題を作ってもよいですか?
作れます。ふたりで作る場合は、答えを確かめる手間がなくなります。ただし、内輪の話に寄りやすいので、作った問題を友人か家族の1人に見せ、答えを知らなくても楽しめるかを聞いてください。
面白い問題にするにはどうすればよいですか?
正解を意外なものにするより、選択肢をどれもありそうな内容にするほうが会場は盛り上がります。ゲストの答えが割れると、正解発表で声が上がるためです。出題のパターンは「結婚式クイズの面白い問題例20問」で紹介しています。
HareQを使う場合
HareQは、ゲストがスマホで答える4択の早押しクイズアプリです。この記事の型は、問題文、4つの選択肢、正解をそのまま入力できる形にしています。ゲストはQRコードを読み取ってブラウザから参加し、アプリのインストールは必要ありません。早く正解するほど高い得点が入り、集計と順位づけは自動です。
HareQで出せるのは4択の問題で、2択の問題は選択肢を足して4択にする必要があります。写真を使う画像問題はプレミアムだけの機能です。チームやテーブルごとの得点の合算、クイズが始まったあとの途中参加には対応しておらず、会場のネットワークが必要になります。参加できるゲストは無料プランが10名、スタンダードが50名、プレミアムが200名までで、出題する新郎新婦は人数に含みません(2026年10月時点)。10名まではクレジットカードなしで無料で試せます。




